おはようございます。リアルインサイトの今堀です。少しご無沙汰してしまいましたが、いよいよ朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。

気づけば間もなく師走です。平成最後の元日も目前です。改元が明るい未来の始まりとなることは、全国民の願いだと思います。

しかし・・・、

大変心苦しいのですが、本日お届けする情報は件名の通り、未来を地獄に変える

「大嘘」

についてです。。。

消費増税については、これまで何度も触れてきました。ここで、最近の政府・与党の動きを、改めて簡単に振り返ってみますと、

2017年10月22日、「予定通りの消費増税」を公約に掲げた自民党が衆議院総選挙で圧勝

2018年6月15日、政府が「2019年10月1日の消費税率の10%への引き上げ実現」を明記した、「骨太方針」を閣議決定

2018年10月15日、安倍首相が臨時閣議で「来年10月に予定通り10%へ消費税率を引き上げる」と表明

と着々と進んできています。残念ながら、このまま行けば、増税が強行されてしまう可能性は極めて高いと言わざるを得ません。

しかし、繰り返しお伝えしてきましたが、デフレ期の増税は、この上ない愚策であり、実施されれば、「アベノミクス」は間違いなく失敗に終わるでしょう。

そもそも、消費税を上げる必要など全くない上に、来年10月は、「最悪のタイミング」になる可能性が極めて濃厚です。

それは、景気に悪影響を与える可能性がある要因が、既にこれだけ揃ってしまっているためです。

  1. オリンピック特需が終わる
  2. 「働き方改革」により、賃金が数兆円減る
  3. 物価が下落局面に突入している
  4. 外需も大きく冷え込む兆候がある

それぞれ、かなりのネガティブ・インパクトになりうるものですので、

「消費増税」

が仮に予定されていなかったとしても、大規模な経済対策(財政出動)を行う必要がある程の環境なのです。つまり、このタイミングでの「10%への消費増税」とは、ただでさえ

世界で唯一

20年間も成長していないという異常事態にある日本経済に対する、

「とどめの一撃」

に他なりません。

これをストップさせることができるとすれば、

「憲法改正」

を悲願とする安倍首相が、来夏の参院選で大敗を確信する水準まで、世論が変わることしかないように思われます。

11月6日にお届けした、

「日本の全世帯が失った【1500万円】」

というメールで、京都大学大学院教授で内閣官房参与の藤井聡(ふじい さとし)氏の近刊、

『「10%消費税」が日本経済を破壊する──今こそ真の「税と社会保障の一体改革」を』

をご紹介させていただきましたが、これに続き、

同氏が編集長を務められている雑誌、『表現者クライテリオン』の12月増刊号として、

『消費増税を凍結せよ』

が刊行されました。

  • 現役の与野党政治家
  • 引退した大物政治家
  • 元日銀副総裁
  • 財政再建派、リフレ派、左派を
  • 含む多くの経済学者
  • フランスの大統領候補

等、数多くの論者が党派もイデオロギーも立場も超えて、

消費増税凍結

を訴えています。この2冊をご一読いただければ、どなたでも、

  • 日本の財政は破綻寸前である
  • 財政再建には消費増税しかない
  • 増税が日本経済に与える悪影響は少ない

という言説が全く根拠のない「大嘘」に他ならないこと、

そして、

  • 消費増税がもたらす地獄の未来の姿
  • 消費増税が長期デフレの真因であること
  • 消費増税こそが国債の爆発的増加をもたらし、財政を悪化させ続けてきた元凶であること

をご理解いただけるでしょう。絶望的な状況の中で、必死の戦いを続けられている藤井氏が、ザ・リアルインサイト2018年12月号に登場します。

超多忙なスケジュールの中、深夜にまで及ぶインタビューにご出演いただきました。

なぜ、消費増税が

「正気の沙汰ではない」

と断言できるのか?

クローズドの場であるからこそ、激しい言葉も随所に飛び出します。

会員の皆様は、亡国の危機を食い止めるための、藤井氏の

「魂の叫び」

を、是非お聞き下さい。

子供達に地獄の未来を遺さないために、文字通り

【必見】

の内容です。絶対にお見逃しのないように。

それでは、また。

今日も皆様にとって幸多き1日になりますように。

日本のよりよい未来のために。私達の生活、子供達の命を守るために、ともに歩んでいけることを切に願っています。

リアルインサイト 今堀 健司

【参考図書】
『「10%消費税」が日本経済を破壊する──今こそ真の「税と社会保障の一体改革」を』(藤井聡著,晶文社,2018年)

『別冊クライテリオン 消費増税を凍結せよ(表現者クライテリオン2018年12月号増刊)』(啓文社書房,2018年)

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