こんにちは。リアルインサイトの今堀です。

本当に早いもので、今年も残り2か月を切ってしまいました。「平成」も残すところ僅か半年となり、来年5月には「改元」を迎えます。

新しい御世の始まりを、「日本再興」の始まりとしたいものですね。そのためにも、消費増税は絶対にやめていただきたいと思います。

さて、本日は「文化の日」、元は「明治節」ですが、祝日が土曜日と重なると、振替休日がありません。

「国民の祝日に関する法律」には、

「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。”

(「国民の祝日に関する法律」第三条第二項)

とあり、「土曜日」には言及がないため仕方ないのですが、何か損をしたような気が・・・

それでも、少し調べてみたところ、昭和48年(1973年)の改正までは、振替休日そのものが存在していなかった(!)そうですし、昭和61年(1986年)の改正では前後を「国民の祝日」に挟まれた日が「国民の休日」になり(具体的には5月4日です)、平成15年(2003年)の改正では「ハッピーマンデー制度」も導入され、少しずつ休日と連休が増えてきていることが分かりました(「国民の祝日」と異なり、「国民の休日」には振替休日がありませんが)。

平成14年(2002年)から、公立小中校が週5日制となり、週休2日制もかなり定着していますから、そのうち土曜日の祝日にも、振替休日が発生するようになるのかもしれません。

あまり関係ありませんが、私が最初に勤めていたのは、マンション・デベロッパーでした。業界内でも、かなりキツイ(笑)会社だと知られていましたが、最初に配属された営業部はなんと、

週休1日

ですらなく、

月休1日

でした。

本当は毎週水曜日が休みのはずなのに、全くそうならない理由はというと・・・

「契約が取れていない社員は 休んでる場合じゃないだろ」

契約獲得!

「個人の成績はともかく、課の成績が足りない」

課のノルマクリア!

「課の成績はともかく、 部の成績が足りない」

部のノルマクリア!

「まだ個人で契約のない社員がいるだろ」



こんな調子で、結局休みが取れなくなっていきます。契約がない社員がゼロの月などまずありえないのですから、結局誰もが毎週休めないという無限ループでした。正確に言うなら、月休1日すら取れない社員も少なくなかったのです。

その後、用地の仕入れや建設の発注をする開発部に異動になりました。開発部は、毎週日曜日が休みでしたので、一気に週休1日になったのです。

最初は天国のように感じました。

またしばらくして、「内勤」と呼ばれる部署の一つ、経営企画部に異動になりました。内勤は週休2日です。フロアも概ね静かで、同じ会社とは思えないほど快適な職場環境でした。

そして、異動して2か月ほど経った頃だったでしょうか。

「第5土曜日は内勤も全員出勤」

というルールがあることを知らされ、自分でも驚くほどの怒りを覚えた記憶があります。「第5土曜」なんて、年に数回しかありませんよね。それでも腹を立てたのですから、人間、「楽な方に慣れる」のは本当に早いものです。

せっかくこれを思い出したので、休日のありがたみを忘れないようにしたいと思います。いつも、重い話が多いので、ふと思いついたことを書いてみました。

それでは、また。

今日も皆様にとって幸多き1日になりますように。日本のよりよい未来のために。私達の生活、子ども達の命を守るために、ともに歩んでいけることを切に願っています。

リアルインサイト 今堀 健司


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