本日、いまだ終息の兆しが見えない

新型コロナウイルス

感染拡大のため、「2月中」で調整中だった楊潔●(よう けっち,●はたけかんむりに虎)中国共産党中央政治局委員の来日が延期される公算が大きくなった* という報道がありました。

検討中だった王毅(おう き)外相の訪日も「白紙」の状態となり、4月上旬に予定されている習近平(しゅう きんぺい)国家主席の来日にも影響が出そうだということなのですが、

日本側は予定通り実施したい考え

で、

中国側にも訪日を成功させて、肺炎への初動対応を巡る批判を抑えたい思惑があるとされる

そうです。。。

不可抗力だとしても、“国賓”来日がなくなってくれるなら歓迎したくなってしまいます。

新型ウイルスへの対応について問題があったことを一部認めた*2 とはいえ、習近平指導部の初動のまずさが感染拡大を招いたことは間違いないでしょう。

昨年12月にいち早く新型肺炎に気づいて警告を発した医師も感染し、一昨日お亡くなりになりましたが、この人物を含む8人は、

デマを流した

として摘発され、処分までされていたのです。*3

少なくとも、日本政府には習近平国賓来日など一旦白紙にした上で、新型ウイルス対策に万全を期していただきたいものです。

そして、我々国民も、中華人民共和国という国家が域内の少数民族や周辺諸国にもたらしている、様々な脅威をしっかりと再認識しなければならないと思います。

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それでは、また。

リアルインサイト 今堀 健司

【出所・参照先】

* 中国外交トップ来日延期か 習氏国賓日程に影響も 新型肺炎拡大(2020年2月9日・毎日新聞)

*2 「弱点や足りない部分あらわ」 習指導部“新型コロナウイルス対応”で問題認める(2020年2月4日・FNN PRIME)

*3 武漢の30代医師が死亡 新型コロナいち早く警告(2020年2月7日・ANN News)
 ※動画です。

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